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ふーん

これ言っときますね。ほら見ろニダー云々げらげらしてる人。
論点から2万8千光年くらいずれてる。
石原と自分が似たような思想の持ち主であることを
いつか時間が経ってから理解して顔から火が出ればいいよ。

俺と考えが違う、即ちお前下衆。何故なら俺は正しいから。
大体の歴史の過ちはその傲慢から始まるものです。
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東京都青少年の健全な育成に関する条例

あまり参考にならないかも知れませんが、
私にとっては非常に見覚えのある状況ですので韓国の例を挙げてみます。

韓国には既にあるんですよ。韓国刊行物倫理委員会たるものが。

1968年発足した児童漫画倫理委員会と他の色々を起源とする団体になりますが
これがまた曲者な国内事情と絡んで発足当時の独裁政権から見て
色々と「望ましくない」ものを世に出させないための道具として乱用されていた歴史があります。

数多くの刊行物の中でも格下である漫画はさらに「漫画=子供の見るもの」とされて
子供に悪影響を与えられる可能性を遮断すべく色んな規制を受けてました。

漫画は「6大社会悪」の一つとして取り上げられ
私の小さい頃までも毎年5月「こどもの日」には
あっちこっちの「青少年の保護」や「子供の保護」を掲げる公・民団体が漫画を燃やしてましたね。

いわゆるスケープ・ゴートです。
「子供たちが非行に走るのは漫画のせいだ」という。

90年代までそんな雰囲気は続いていました。
今もごちゃごちゃしてないわけではありませんが、その辺は割愛するとして。
韓国ドラマが純愛っぽく肉体関係の表現が少ないのもこういった昔ながらの背景があるんです。
純愛やってる割には周りに腹違いの兄弟、父違いの兄妹わっさわっさ出てるし。



子供が親に反抗して声を上げるシーン。
教育上望ましくない、却下。

未成年が喫煙・飲酒するシーン。
教育上望ましくない、却下。

両親をなくした幼い兄妹が悪い大人に物売りをさせられるシーン。
社会を否定的に描写、教育上以下略。

若者がジーンズのポケットに両手を突っ込んでぶらぶら歩くシーン。
入手歩行はだらしないので教育以下略。
(※当時軍の規律上いけなかったらしいです。今はどうかは分かりませんが)

キスを含む愛情表現。教育以下略。

子供に過度な好奇心や刺激を与える。教育以下略。

科学的根拠の無い荒唐無稽なSF的な内容。教育以下略。


まだ漫画雑誌が存在しない時代だったので漫画=単行本って前提での話になりますが…

想像できますか?
委員会の審議を受けて不適切と判断された箇所を削除するか直さないと本にすらできない。

付箋もないしコピー機も普及してなかった時代なもんで
委員会に提出した生の原稿に赤ペンで不適切な箇所の削除・修正指示がビッシリと書かれて返される。
「残酷な神が支配する」の生原稿など渡してたら間違いなく赤ペンで埋め尽くされていたでしょう。


不思議な時代でした。
町のビデオ店の片隅には普通に寒そうな格好のお姉さんがグネグネしてるカバーのビデオが置いてあるのに
少女漫画のキスシーンは決まって白ベタか、コマ内にお花がいっぱい描かれてました。
漫画は子供の見るものだから厳しく規制するけどエロビデオは大人の見るのもだから良かったんでしょかね。


その「教育上望ましくない」の基準があまりにも曖昧なため
ギリギリの許容範囲まで頑張ろうとして万が一引っかかりでもしたら
原稿を最初から描き直す羽目になり、作家にも出版社にも多大な損失になるので
創作者も出版社も委員会の基準に引っかからないため自主規制をせざるを得なくなる。

本来なら委員会も60までは許容するはずなのに
創作側からは70でNGだった人や40でOKだった人を見て判断するしかない。
たまに基準以外の因縁や大人の事情が絡まって50でもNGになる人がいる。
こうなると、創作側は安全そうな40のラインを基準にしてモノを作るようになります。
みんなが40までしか描かなくなった後、55を描く人が出たら間違いなく飛び出てるのでNGになる。
これが曖昧な基準を持つブラックボックス的規制の弊害です。

程度の差はあるでしょうけど、「上」に創作物の良し悪しを決めてもらうのはそういうことです。
特にその基準が曖昧であればあるほど、物作りを萎縮させかねない。

いやいや待って、いくらなんでもそこまでは行くはずないし
上の人たちも良識があるしちゃんと判断してくれるはずだから大丈夫、と自信を持って言えますか?

問題は一つのジャンルの生死与奪権が
全然無関係で理解もない別のところに与えられることだと思いますよ?
日本人の生死与奪権を良識ある韓国人や中国人や米人指導層に握らせる並みに大問題だと思いますが?

子供を守る。この命題に異を唱える人はいないでしょう。
子供を守るために有害なものを規制する。これも納得できるとして。
だから有害な媒体を良識も社会的地位もあるおじ様たちが決めてあげよう。
↑この辺で論理の飛躍を感じるんですよ、正直。

中世ヨーロッパでは神の意志に反する旧文明の「低俗で卑猥な」芸術品の多数が破壊されたって話があります。
ある時期までは悪とまでされるものでも、後になって芸術として評価されることも少なくありません。

http://www.tokyoanime.jp/ja/info/greeting/
商品価値のある、輸出されてお金をガンガン稼いでくれる有り難いアニメは大いに結構のようで何より。
「うろつき童子」だって海外では評価されてたんですけど、何か?

これだけは言えますね。
全ての漫画がこの世からなくなったって、アニメもゲームもスタジオ○ブリまで全部なくなったって
相変わらず勉強しない子は勉強しないし、悪い人は悪いことをするし、犯罪は起こる。

しかし「世界の人々の愛する素晴らしいアニメーション作品」は
決して上のおじ様たちの目線からは生まれないでしょう。

理解できないなら、せめて若者の足を引っ張らないで。
せめて守るなら実在しない未成年っぽいキャラクタより実在する未成年を守って。
そんな一見尤もらしく見えるかも知れない主張をしたところで支持率が上がる訳ではないんですよ、おじ様。
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